今回は大規模地震や食糧危機のリスクが高まるにつれて〜意識される事が増えてきた『食料備蓄』について
非常食には缶詰/アルファ化米/レトルト/フリーズドライなど、種類が豊富にありますが
まず1番最初に買うならコレ!!とオススメしたい「缶詰の知識」についてまとめたのでチェックしてみて下さい↓
まず缶詰の歴史とは
缶詰の始まりは〜今から約220年前のフランス/ナポレオン一世の時代。
軍の遠征に、栄養豊富で日持ちがして美味しい貯蔵方法を広く公募し~考案者には賞金を出す条件で募った結果
ニコラ・アペールと言う人が ガラス瓶に食材を入れ、コルクで栓をして密閉>>加熱殺菌する方法を編み出しました。
アペールはナポレオンより授与された賞金で缶詰工場を設立し、製造.研究を続け→今のある缶詰の形になった様です
長期保存できる理由
食品は保存する容器の中に「酸素」がある事で、腐敗するスピードを早めてしまう。基本的に非常食と呼ばれるものは容器中に酸素や水分を入れないように製造された物が多いです。
缶詰製造においては↓↓
- 缶の中から酸素を完全に取り除き、真空状態に
- その後さらに加熱処理を行い、無菌状態に
- 品質保持の為にスグに冷却
この製造方法で長期保存が可能となり 無菌状態が維持されている為、常温で数年保存していても美味しく食べられます
非常食の賞味期限について
最近、備蓄でもメジャーになってきた、ローリングストック法ですが。
やってみると〜1ヶ月分の食料の管理(賞味期限が切れる時期を覚えておく)だけでも結構大変だって声が多く
うちも最初は..○日にレトルトカレー2つ、次は◯日にさば缶4つの賞味期限が切れるから無理矢理でも食うぞ~!!なんてやってた時期がありますが.笑
賞味期限=あくまでも美味しく食べられる目安。
過ぎたとしても保存状態が良ければ、いつまでも食べられる事を知ってからは焦って消費する事もなくなり、気が楽になりました↓
缶.びん詰め/レトルトは保存方法だ!!
缶詰の製造方法と同じく〜容器内が真空/無菌状態になっているものに限っては、かなり長期で食べる事が可能らしく
缶詰.レトルト協会さんのコメントでも、理論上は半永久的に食べられると発言されていたり。古い事例だと1938年にイギリスで「114年間保存されていた缶詰」が食べられたという記録など
保存100年以上の物を食べられた事例が世界中でいくつもあるのは驚きです
非常食の保存環境
高温の場所や光が当たる場所、湿気の多い場所を避けて、可能ならば冷暗所で保存するのが理想とされています
さらに、カズ丸家では防災備蓄用にあると助かる?? 家庭用/真空パックで脱気してから収納しているので、その方法も紹介しておきます↓
真空ぱっくんで長期保存
まず袋の口を広げます
保存したい物と乾燥剤を入れます
脱気口に本体の吸盤を当ててポチッ!!
完成です
真空ぱっくんのコードレスタイプを1つ持っておくと~普段の食材管理はモチロン。災害時に濡れたり湿気っていたら困る物の保存に活躍してくれるのでおすすめです
災害時に思ったよりも使われるタオル類や下着/肌着をまとめて、マッチやろうそく、赤ちゃんのオムツ、すぐ火を起こせる様に炭など
お米やパスタ、インスタント麺などは元から賞味期限も長いですが、パックをすることでより長く保存できる様になりますよ
真空にしての目安:表示から約1.5~2倍ほどだと言われています。
乾燥剤が見当たらない場合は「使い捨てカイロ」でも代用できます
1台あると自分で作り放題
備蓄食料として真空パックされた商品は~長期保存が可能な反面、値段も割高になっている事が多いので、家族の人数が多い人ほど「真空パック本体」を持っておくと、備蓄に掛かるお金も節約できます
スーパーで販売されている、最初から乾燥している物→お米やパスタ、乾麺、乾燥わかめ.ひじき.しいたけ、昆布など。少し手間をかけるだけでお得に沢山保存しておけるのは嬉しいですよね
また色々試してみて良かった物があれば記事にしてリスト化しようと思います
100均アイテムでもOK
100均アイテムでも真空、脱気できる商品があるので〜そちらで代用する事が可能です。
真空ぱっくんの袋も穴が空いたりしなければ何度でも使えますが、コスパ考えると缶詰やインスタント麺なんかは脱気さえできていたら良いのでうちも100均の物を使っています
長期2年〜を超えて保存したい物は強度のある「専用のパック」を選んでみたり、使い分けて収納してみて下さい
まとめ
この記事では備蓄で1番最初に買うならコレ!! 缶詰の知識やおすすめ保存方法についてまとめてみました
・缶詰の歴史は220年前から
・真空状態を保持でずっと食べられる
・容器を傷めない様に保存しよう
・脱気保存できるアイテムがあると便利
缶詰は一般的に売られてる物から〜海外輸入されちょっと珍しいものまで。備蓄するにもワンパターンではなくて、いくつか種類があると飽きが来なくて良いですよね
また珍しい非常食であったり、おすすめアイテムがあれば記事にしたいと思います、完成したらチェックしてみて下さい
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。気になる記事があれば他にもチェック、SNS等でも簡単な予知配信やっています
・家庭用/真空パック本体
・真空パック.フィルム1袋
・保存する缶詰やレトルト食品
・お菓子とかに付いてくる乾燥剤